現場ワークフローとか   26th/January/2017

1点を軸にして、前後10mもないところで右に左に移動しながら撮影した。

ワークフロー的には、遠くから進入機が来る。ななめ前勝ちから真横を通り過ぎ、
後追いしてから、タッチダウン前まで追う。
一部の貨物機であれば、滑走路からばけーティングしてから
180度折り返し、自分に向ってタキシングしてくる。
そこからスポットインまでが一連。

もう一つは、遠くのスポットから自分に向かってタキシングしてきて、右に90度曲がりラインナップ。
そこから滑走路に入り、テイクオフして見えなくなるまでが一連だ。

その繰り返しの中に、太陽光線の動きと雲の流れ、あとは機体の揺れ動きが重なる。

たとえば一本の100-400クラスのズームであれば一様のリズムでとらえることもできるし、
あえて短い玉で背景を強調することもできよう。

私は70-200300500の三本。それに1.41.7のテレコンバータがある。
これを
2台のカメラでとらえるというのが舞台だ。

大概は1本だけを軸にたんたんとどこかのシーンに集中して撮影するか、
シーンの変化に合わせて
3つくらいの引き出しの中で、画角や構成、設定を決めていくかのどちらか。

逆に臨機応変にできないのか?と言われればその通りということになる。
つまりリズムが崩れたときや想定外のシチュエーションに前もって対峙できていないともいえるのが私。(笑)

もちろん事前にシナリオを網羅しているわけではない。雪が降るとか珍しくベイパーがでつづけているとか、
普段とは違う状況であれば別として、

いままでの経験なりで狙いは定めている。一発で決まれば次のシナリオに行くけれど、

私の場合にそれは非常に少ないと思う。

だいたいが70-100㎜くらいの画角のシナリオは考えていてもその狙いどおりにはいかない場合が多い。

単に経験がないし、狙おうという気概もないからだと思う。

その逆で5001.7とか300とかは必ずと言っていいほど撮影しているケースだ。

今に始まったことではなく、ペンタックスのときも画角については大差がなかったからそれができる。

もちろんひどい曇天であったり、そこでやりたいことがかなり無謀な条件では?となれば、

別のチャネルに頭を切り替えようとはする。

それでもその場所その時そこにいるチャンスとして1つは絶対にこだわるものがある。

それを決めるのは、機体、機種、時間帯、天候、条件の特殊さだと思う。

それは自分が4つの条件要素があれば、面白い写真になるだろうという直観を持っているからだ。

たとえば、レアな機体、日没近く、絶妙な反射、あと一つがその作品の決め手になる要素だ。

機材や設定条件はそれによって決まるものだと思うが、

いまだそこまできちんとした意図までは整理できていないのが現実。

だから条件がそろっても設定で失敗するし、条件をそろえるあまり、
その場で起きた想定外のよい条件をみすみす逃したりするのもしょっちゅうだ。

総じて、私はそうならない練習をそこここで繰り返すことになる。その練習と経験が

そうやって、チャンスがめぐって来たとき、過去の経験を引き出しからだして整理して、
少なくとも一瞬前もって準備し、確信めいたシャッターを切って、満足を手にする。

面白いのは、やはり初見のとき。頭を真っ新にして、自分と対峙する。

これはやはり二度とないことだから、大事にしたいと思う瞬間だ。


# by qchan1531 | 2017-10-25 16:48 | Comments(0)

もらったチャンス 25/January/2017

私はそこでその朝黙々とシャッターを切っていた。黙々とは嘘で

‘こいこーい‘とかぐちゃぐちゃ口走ったかもしれない。

どちらにせよ、来る者見たものを撮り続けた。

それがそこで私がやるべきことだと思ったからだ。

もらった機会だからもったいない。そう思った。

そこでしっかり撮って、自分の結果作品から何かが動けばそれでいいとも思っていた。

だからレンズも頻繁に変えた。カメラも交互に付け替えたりして、

その場面で自分が考えて結果を出すというフローを繰り返し終わりまでやり続けた。

その日のポイントは光だ。光の変化。影はさておいて、光や光の変化、機体の中での光の濃淡を

どうやってつかむか、そこを重点ポイントにした。

すべてそれだけだという意味ではないが、まったく意識しないで撮影するということではなく、

そのことを先に念頭におきシャッターきるというのが、その日その機会で気に留めていたことだ。

もちろん結果を出さなければならない。だけども今の私には

先に気負ってしまっては結果が出せないということがわかっているから、

目の前にできる光景から頭を働かせて、キャプチャをし続けた。

意識したからと言ってすぐに結果が良くなるわけではない。そんな簡単ならはるか前からやっている。

でも今までの自分は、そうやっては失敗して、何が悪いかリベンジして、

また失敗して、それでも辞めずにやり続けて一握りの成功作品を作ってきた。

今回も最善の策には至らなかったけど、

思っていたがそこでできたという瞬間があった。

フォトグラファーとしてうれしいのは、そういう瞬間だと思う。
うまいとか下手とかでなくその向こうにある景色を見通せるかどうかなんだ。

結果山ほど課題写真だけが残った。どれも歯ごたえがあるがよく考えれば当たり前のこと。

それだけ頭で汗をかいたということだろう。いつもそうできればよいが、人間やはりそれが怖いし、
途中でさぼりたい。

そもそもRAWファイルのサムネイルに対峙する前に、いつも缶ビールのふたに手がいく。

先日から石元泰博さんの足跡をたどる本を読んでいた。世界中から評価された著名すぎるプロ写真家だけれど、

有名な写真集の舞台となったシカゴの街の撮影は、朝6時から夜中まで、そのあと暗室現像という作業を

3年間繰り返して、“自分のシカゴ”を探し続けたのだそうだ。プロでさえなのか、プロだからなのか、そんな努力が礎にある。




# by qchan1531 | 2017-10-25 16:13 | Comments(0)

やっとここまでこれた。

うれしいなあ。
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# by qchan1531 | 2017-02-18 11:29 | Comments(0)