The Pleasuredome 1984
2021-01-02T11:59:32+09:00
qchan1531
AirPort MonSterS
Excite Blog
Happy New Year 2021
http://qsk1.exblog.jp/31924275/
2021-01-02T11:56:00+09:00
2021-01-02T11:59:32+09:00
2021-01-02T11:56:50+09:00
qchan1531
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あけましておめでとうございます -そして2016年ふりかえり-
http://qsk1.exblog.jp/26287789/
2017-01-04T19:13:00+09:00
2017-01-04T19:17:11+09:00
2017-01-03T07:09:27+09:00
qchan1531
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昨年もBLOGの更新はほとんどできず、年を越してしまいました。
自分へのふりかえりもこめて2016年の撮影作品から少しまとめてみました。
1.1月早々に成田に行った時の作品です。黒バックに黒。この作品はのちに大阪で開催されたグループ展に
出展しました。とても思い出深い一枚となりました。
2.2月のジャンボ二態。 成田のDL降りと羽田のLH上がり。どちらも夕方ならではのコントラストの高いところを。
3. 貴重な3月の成田南上がり。そこへF1アブダビGPのスキーム。結局止められたのはこの時だけ。
だけどそれは私だけが味わえたもの。この時液晶を確認した自分の焦りは忘れないものになるとおもいます。
Star Wars BB-8も3月にやってきました。
こちらはまだ飛んでいるところの面白いカットは撮れていません。。
まだこれから。。と思っているうちはダメ。
絶対結果は出せないですね。私みたいな輩には。
のちに今年のキーとなったCXことキャセイパシフィックのジャンボ。
たくさんシャッターを切った分、本当に悩み苦しみました。でももう来ない。そこに立っていた証。
憧れとIF。
羽田城南島の先トンネルを出たところの道が南に曲がれるようになりました。
ただただ旋回が見たい。その気持ちだけでとにかく通い詰めました。
4. 4月は息子とセントレアへ。とにかく難しかった。経験せよなのですよね。
特に上がりは惨敗の印象。まだまだです。
友人と並んで撮影した城南島。この一枚はA-Pnetにアップしましたが
のちにスクリーナ―削除となりました。この時の悔しさやら、自分の力のなさを痛感したこと。
それはその後昨年のあいだずっと心の奥深くに刻まれました。
今見直せば、これは基準には満たないかもしれませんね。
5. 4/20以降のExifにはD5の文字があります。この日から大きな機材の変化がありました。
狂うようにシャッターを押したというのが正しい表現かも知れません。しかし、それは簡単なものではなかった。良い機材で撮影可能性が広がるということは、結局また新しい越えるべき壁を作ることになるのです。
これを境にして、私の写真は夜では格段にコントラストが高くなり、
テレコン使用を含むピントの精度が劇的に向上していきました。
まさに明るい夜がそこに浮かび上がってきた印象でした。
850mm画角にする1.7xテレコンが普通の描写に見えてくるほどの違い。
それはその後の編集の技量。特に色みを整えるところで重い試練となりました。
今までの環境が別物のように見えてくる。
見えるということはそれだけ細部の技量までもさらけ出す結果となってしまいました。
この辺りから編集にかかる回数や時間が倍々になっていき、1枚に3-4時間、
夜中にかかることが普通になりました。
どうやっても自分のものにしたい。ここまでやってきた執念めいたものがありました。
6.個展を行った2013年以降、
毎年だいたいは連休前後で自分の狙いを定めて絞りこみをしていきますが、
昨年も結果そうなってきました。テーマはポートレイト。
飛行機の顔。それとあの悔しさ。そしてジャンボ。
向かうところは原点に戻って行きました。
この写真のExif‘には6/3 21:53とあります。
キャセイのジャンボ年内退役のニュースは3月ごろに出てきていました。
その後7月ごろに秋ごろとなり、のちに10月退役が決まりました。
自分の中でこれで行けるか!という撮影はしたものの、
500mmの内容ではやはりノイズの成分が多く、いったんは現像を追いこめないまま、
しばらく時間をおくことになりました。
この一枚が、12月のJAAP日本航空写真家協会の出展作として、その準備にあたる苦しい現像作業と、
プリント仕上げの世界にさらされることになっていくのです。
7月以降は後半で。
皆様どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
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2015を振り返る 7-12月編
http://qsk1.exblog.jp/25127345/
2015-12-31T14:48:00+09:00
2015-12-31T16:08:09+09:00
2015-12-31T14:48:33+09:00
qchan1531
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JA873Aはジャカルタへ旅立ち、オールブラックスのNZ便はもうじき成田を離陸する。
そんな日に、今年後半をふり返ります。
1. 7月は関西へ。小中学生の飛行機写真撮影会の作品展、JAAPのSKYGRAFFITI 2015の大阪会場での受付担当。 小さなカメラマン達の笑顔とともにたくさんのお客様にお会いしました。
2. 8月は成田の一番機で有名だったカンタス航空のジャンボ便が羽田に就航。
新しい早朝深夜便の仲間入りとなりました。
3.9月は福岡へ。昨年は行くことができなかった福岡空港 空の日写真展。
今年はきっちり予定を組んで。夜はブログでお世話になっている方とゆっくり飛行機談義。
ひたすら語る中で得るものはたくさん。自分へのお土産は何より仲間と語る飛行機の話。
4.行きたかった板付の旋回。 ポジションを探して駅前広場から団地の軒先まで。
とにかく私はこの旋回が見たかった。
5.撮りつづけている羽田近くの中央防波堤近辺。
ぎりぎりの雲低高度。1200ftだったかなあ。長距離を飛行するために低く上がってくれた政府専用機。
私はブラさない。ひたすら飛行機にピントを合わせ続ける。
6.観艦式。自衛隊の艦船に乗って文字通り縦横無尽に動き回る。
普段は夜の撮影が圧倒的に多かった私だけれど、この海の広さと空の青さはあまりにも衝撃であった。
7.防人たちが真っすぐに整列している。この緊張感と普通の人としての笑顔。
対照的な空間がかわるがわるにやってくる。自分は何を撮りたいのか。どうすれば表現できるか。
悩んでいるよりもみたものに素直にレンズを向けてシャッターを切る。
8.船を下りてもまだ撮り続けた。真っ暗な港に男たちがゆっくり帰ってくる。
自分の眼には見えた。まったくの無音の世界を滑ってくる塊。
9.11月。羽田の夕方もどんどん早くなってくる。ルフトハンザドイツ航空の旧塗装。レトロ塗装機。
夕方の太陽をかすめるように大きな旋回に入ってゆく。
10.12月。いよいよ聖地ニュウタバルへ。 何もわからない、用語もろくに覚えていない状態で、
頭上で8の字を描き、離陸してすぐに急上昇していく戦闘機達をシューティング。
なんとか持ちこたえなければ。 自分の写真を撮ってこなければという思い。
11. ファントム。ファントム。ファントム。
12.背中パッカンである。もう何も言うことはなし。ブラさない。それだけ。
13.年末は積極的に成田空港で朝から晩まで撮り続ける。
得てきたものを試す。思い立ったものを試す。とにかく攻め続ける。それだけ。
やっていれば何かがきっと起きる。自分の写真をつくるのが何よりも大切。
カメラ3台、レンズも3本。良く撮りました。 あっという間は何度も経験しましたが、あっという、言わせる作品を
仕留めることは今年もかないませんでした。
しかし止めなかった。止める暇もなかった。四六時中、写真を考え、毎週毎週末に今年もシャッターを切って
作品を積み上げてきました。この思いや経験、成果はもうすこし後になってじんわりじんわり自分の写真観としてあらわれてくるでしょう。
たくさんの方にお会いし、撮られるほうのなれない記念写真まで。。。
これでいいのかな。悩みながら、酒をのみ、いつもスマホを握ったまま寝床につきました。
来年も撮ります。FLY DAY NIGHT 第2章。得たものを前に前に。
撮り続けることが自分の夢。憧れは自らへ向けられる。
今年も皆様には大変お世話になりました。 来年も一人でも多くの方に出会って、写真の話をできたら嬉しい。夜の写真もきっと普通の世界になる。
次の夜はどこからやって来て、誰がPLEASUREDOMEに収めるのか。。
来年早々1/16にスライドショー新年会をやります。そんな写真のお話をしたり聞いたり出来ればと思います。
ご興味ある方はぜひご連絡ください。 写真はコミュニケーション。誰しもが自由に表現できる世界。]]>
2015を振り返る 1-6月編
http://qsk1.exblog.jp/25110674/
2015-12-27T15:32:37+09:00
2015-12-27T15:32:30+09:00
2015-12-27T14:33:02+09:00
qchan1531
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1. 1月は早々から成田の博物館で撮影会。
どちらかというと、一緒に行った息子の”親父落ちつけよ”の一言が話題に。
2. 2月。またここに立っていた。寒くてつらい夜。私はこれを罰ゲームと呼んでいるが、
いつまでも終わりのない闘いが続く。
3. 3月。1月のあの一件をつくがえすように夜通し成田で撮影。
これは徹夜あけの太陽。そこにNCAのジャンボが絡んだ。後に福岡の写真展での展示作品となった一枚。
この場所ではその後もD3で撮影することが多かった。とても信頼できるカメラだ。
4. 4月。ここでも成田に行っている。
今年は狙いに行ったのだ。自分の抱く写真のイメージに近づける一枚をつかみ取りに。
真夜中の成田はさびしい。その空気を一瞬で切り裂くのが、遠くから近付く飛行機のエンジン音。
ぜったいにブラさない。いつまでたってもそればかり唱えて撮っている。
この一枚は六本木のフジフイルムスクエアで行われた写真展への出品作品となった。
ことし一番忘れられない一枚だ。
5. 5月。この5月に撮影した枚数は一番少なかったかもしれない。
逆を言えばいろいろに悩みチャレンジしようとして失敗を繰り返した時だったのかもしれない。
この2枚は比較的珍しいもの。どちらもこの時しか撮れていない。
6. 6月は撮影枚数が多かったように思う。条件は良いとは言えないけれど、それを逆に狙いに行っていた。
ひたすら遅いシャッターにばかりこだわっていないのもわかる。
5月には富山空港での写真展にも出展させていただいた。一番やりたかった若い方々との写真展で、
出展作は最後の最後まで迷ったのを覚えている。にもかかわらず日程の都合がつかず、
富山にはとうとう行くことができなかった。
写真展に出展するのであれば、それがはじめてのことならなおさら、自らの作品はその目で見届けなければいけない。そんな気持ちを抱きながら、7月の大阪で行われたJAAPの写真展を迎えることになる。
そこではたくさんの笑顔にえぐりあうことになった。
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偏り
http://qsk1.exblog.jp/25046178/
2015-12-11T12:11:00+09:00
2015-12-11T12:21:16+09:00
2015-12-11T12:11:29+09:00
qchan1531
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羽田の夕景を背にした上がっていく飛行機をみながらふと思った。
ファイルがずらりと並ぶPC画面はいつも真っ黒。
そのほとんど(まあざっと100枚から300枚とっても1枚か2枚しか残らない)がピンボケやブレの写真ばかりだ。
今年の後半は観艦式も新田原もはたまた息子の体育祭をも快晴に恵まれた。
思い切ってシャッターを切ることができたことがそんな考えに行き着いた理由かもしれない。
写真仕上げ(私の場合はAdobe Photoshop Lightroomを使用してのRAW現像プロセスを指す)については
JAAPの活動や写真展、講習会のお手伝いや会員、入選者の方々との懇親会、
あとは普段の飲み会やテーマの決まったイベント(これが一番大事だった)などを通じて
一つ一つ自分に必要な情報を集め、得たものはすぐに家の環境で試してみた。
当たるものは残し、外れたものはまた次の機会を待った。そこで常に念頭にあったのは誰のまねでもなく“自分が求める結果”だった。
これも不思議なもので快晴のふんだんな光のある作品を前に、ぱっと目の前が開けた気がした。
自由度が全然違う! ヒストグラムやトーンカーブから始まり、明瞭度やコントラストそのできうる幅の広さが格段に違っていた。
夜のスローシャッター写真の大半はシャッタースピード,ISO,ノイズ,そして暗部補正に明け暮れる。裏を返せば4つのパラメーターしか見ていなかったことになる。
(実際は詳細になるのでまったく見ていないということにはならないが感覚的には4つのみということで違和感はない)
では晴天の昼間は何が違うのだろう。
一番は豊かな諧調そしてコントラストだ。当たり前のことだし、写真表現の基本中の基本だろう。
それを見ずに自分は遠いところで独りよがりに演じていたことをいまごろやっと知ったのだ。
ならばこれからは楽だなあということではない。確かにトーンカーブもヒストグラムもおおむね量感たっぷりだし、きれいな形をしている。
極端に言えばその時点で何もしなくても立派な写真として成り立っているのだ。(実はこれにも裏話があり、最初はそうではなくどれもアンダーな写真ばかり量産していた。
夜に慣れたせいでハイライト基準が極端にアンダー寄りになっていたからだ)
ではどういうことか。
そこから先の処理が自分の狙いや作品表現の領域になってくるということだと私は考えた。
私は今年その領域での丁寧な作業時間や環境をほとんど経験せずにいた。もっと言えば今までずっとそうだった。
今のワークフローはどうか。(まだ決して人並とは言えないけれど。。)
まずハイライト、シャドウから明は明に暗は暗にの幅をだしていく。(編集を行う前のフラットな状態つくり)
その前にホワイトバランスを整えるのが先にあるケースもあるが、実は快晴で一番難しいのが青が被らない環境づくりだったりする(ので後回しにしてしまうのも本音)
そして写真にメリハリをつけていく。夕陽のコントラストや暗部に味をつけていくのである。(最後までやりきらずに余地を残す)
次は色かぶりか。おもに胴体暗部の青かぶりをどこまで残すかを決める。(ホワイトバランス調整と色かぶりは結果的に同じになるときもあるが私は考えの中で別扱いにしている)
ここでやっとノイズやシャープを考える。同時にClarityとコントラストを範囲指定していじっていく。(これは最近のはやり。ゴージャスで量感あるHDRライクな表現)
機体に照りを出して、磨きをかけるようなもの。(光線方向がみえる反射角度でなければやっても効果は出ない。順光ならなんでもよいではないところが肝)
ここまでで骨格を決めてあとは全部のパラメータを細かく調整して自分の表現を突き詰め作り上げていく。 それを芽のありそうな写真一枚一枚に施していくという当たり前の作業。
自由度があるということは、それだけ撮り手のセンスが問われるということ。
最高級カメラ、レンズを使ってできるのは、その調整の幅が少ない、言い換えると何もしない最初の段階で、よいバランスができているか否かの
違いでしかないように思う。(もちろん性能、仕様的にできないものはできない。たとえばゴーストフレアはあとで消去できるときもあるが発生自体を防げるかは機材性能に依存する)
まだまだ人並とは言えないワークフローと表現したけれど、私と同じ踊り場?にいる方々は世界中にたくさんいるだろう。
フイルムカメラにはフイルムごとの色仕様があったけれど、デジタルにはそれがない。それは撮影者だけが設定をし記憶動作させることでできること。
だからデジタルなんだ。そこをいち早く抜け出せるか否かで、その先に待つ楽しさは大きく違ってくると思う。
週末は晴れるだろうか。]]>
放心状態
http://qsk1.exblog.jp/25028146/
2015-12-06T20:00:00+09:00
2015-12-06T21:03:36+09:00
2015-12-06T20:00:07+09:00
qchan1531
AF-S Nikkor500mm f4G
憧れの地、新田原基地に行ってきたのだ。
普段、私のほとんどの撮影地は東京羽田空港。あとは成田である。
新田原は宮崎。そもそも宮崎にも行ったことがない。
なのになぜそこがあこがれなのか。その理由すら言葉に表せない。行ったことがなければ言いようもない。
仲間の人はその地で自転車をこぐといい、ある人は、平日から撮るものだという。
すべてが未経験。いったいどんなところなのか。それを確かめるチャンスがやって来た。
今年、私はある人に張り付いていた。JAAP(日本航空写真家協会)の会長 瀬尾央さんだ。
”新田原だよ”その人がそう言っていた。一体どうゆうことなのか。
私はJAAPの会友の一人である。JAAP会員の方々の推挙によってその会友になることができる。
その中で唯一私だけ受賞歴がない。
末席の私がやるべきことは何か。その答えを探し出すように瀬尾さんに張り付いていた。
大阪での子供向けの写真撮影会のお手伝い。JAAPの写真展 18th SKY GRAFFITI2015への参画。
海上自衛隊観艦式での撮影。そして今回の新田原。
もらえるチャンスに食らいついてきた。撮ってみろ。経験せよ。そう言われているように感じていた。
いうなれば今回は一年の集大成。
できることは撮ること。そこで何かを感じて、失敗し、そこから学んで次に生かすこと。
それができなければ次はもうない。這い上がるには撮って結果を出すしかない。
新田原。そこはだだっぴろい。広すぎて自由すぎる。自分がどこに立つのか。どう撮りたいのか。
そこで出会った人が自然に口ぐちにそう言う。笑いながらもみんな自分で考え狙っているんだ。
それが証拠に人の影はあちこちに点在している。密集がない。独特の感覚で静かにレンズをなでている。
そこで3日間を過ごした。自分は何を得たのか
積み重ね、体系だて、予測。実行。そして作品としての仕上げ。
とくに最初の二つ。積み重ねと体系だて。それを学んできた。
実は私は会友として、JAAPのイベントの中でスローシャッターでの夜撮影の体験談をお話したことがある。
それも会友として何ができるかを考える一つの答えだった。
その中で瀬尾さんからお話した内容からのフィードバックとして、シラバスという言葉をいただいた。
履修要覧とか学習計画と言えば正しいか。
私の内容はある場面での撮影学習計画として伝えることができたのだとおもう。
つまりは、体験をどのように経ていくか。
ただやっていくだけではなくて、その場面場面で考えて、それを積み重ねていくということ。
自分はそう思っている。
写真未経験の小中学生にどう飛行機写真の楽しさを伝えるか。
観艦式の長い一日を通じて写真から何を伝えるか。
未経験な場面で超望遠のレンズを持ってどう予測できるか。
そして今回。航空自衛隊新田原基地。ここには奇しくも上級を目指していく”学生”から
”Top Gun”と言われる最高峰の技量をもった隊員、そしてベテランの域にある教官クラスまで、
一日のなかでそうした隊員が操る練習機や戦闘機を撮影する。
中には模擬的に地上を攻撃したり、空中戦をイメージする訓練やデモ展示もある。
私もある意味、ここでみていただく、みせる状況にあるのか。。そう感じていた。
結果はどうか。食らいついて行くのが精いっぱいだった。
シラバスは、夜明け前、展示準備中の機体整備風景の長秒露光から始まる。
早朝はアラートスクランブルで待機する戦闘機が交替のために出入りする風景も撮る。
隊員の離陸風景は単独のものと二機で同期していくものもある。
そして空中に上がれば、機動飛行と言われる縦横無尽に高速で動き回る戦闘機。
ここで自分的にはクライマックスを迎えた。
これを500mmレンズにテレコンを装着して撮る。
1.次にどこから飛行機が飛んできて、どこにどうやって飛んでいくか。
2.光線は見えているか。”自分こそ”が作る光線はそこにあるか。
3.どのタイミングでどの姿勢のどんな構図を作るか。BESTな瞬間はどこか
4.そのとき自分は、ファインダーのどこを見ているか
シャッターは切った。できる限り考えながら。でも自分には記憶がない。
これはどこかに似ていた。JALのジャンボが飛んできた数年前の時だ。
シャッターは切った。でも覚えていない。やはりどこかで撮らされていたのだと思う。
では何が違うのか。前よりはブレテいないし、構図も枠もめちゃめちゃではない。
全くピントが抜けているコマがないこと。悔しいかなそのレベル。
それでも自分が積み重ね、観艦式で手持ちで持ちこたえた一日があってその日があった。
航空祭中心で撮影している方々は少ないチャンスの中で、経験を積み重ねている。
一度失敗したら、次のチャンスは次の航空祭や翌年になる。
獲物を狙うその顔つきはみんな笑顔にあふれていたが、その実思いは強いのだ。
それを学んだのは一番の収穫だったかもしれない。
”予測できなきゃあつらいわな。” 教官はそう言った。
”でも1回経験してるかで違うんだよな” 私は大きくうなずいた。
その言葉の意味は何か。しっかりかみしめなければならない。
貴重な経験を何度もさせていただいた。瀬尾さんやJAAPの会員、会友の皆さんに改めて感謝したい。
新田原の現場でお会いした仲間や愛好者の皆さんにもお礼を言いたい。
私ができることは何か。しっかり過程を振り返って、できないことを修正克服して、
成果を出さなければならない。
昨日も今日も羽田に行ってきた。当たり前だけれど、楽に撮影ができる。
JALのジャンボが最後の着陸をした日。肩を落として悔しんだ。
だけれどそれがあって国際線の夜を追いかけ始めたんだ。
やれることはまだまだたくさんある。 人生バカヤロウである。
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Air France 279 Ohayogozaimasu!
http://qsk1.exblog.jp/24563231/
2015-08-17T06:56:10+09:00
2015-08-17T06:56:07+09:00
2015-08-17T06:56:07+09:00
qchan1531
未分類
直前でお日さまが陰りそうになってもうだめかと思いましたが、
なんとかあがってくれました。
仕上げに費やした時間。けっこう。普通なんでしょうが、私には苦痛かも。
まあまあのできで満足です。
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千歳行き
http://qsk1.exblog.jp/24563073/
2015-08-17T05:09:00+09:00
2015-08-17T05:09:57+09:00
2015-08-17T05:09:02+09:00
qchan1531
未分類
この時間は、ジャンボだった。
だけれども、ジャンボならばこんな姿勢にはなっていなかったかもしれません。
ゆったりゆっくりと上がっていく773.
夜中の77Wの迫力とはまた違うものですが、お客様も満席なのでしょうね。
この写真も色かぶりに一番気をつかいます。
ビジにかすみがかかるくらいの条件でバンバン仕上げをこなさないと。ここが勝負。]]>
愉快痛快な朝
http://qsk1.exblog.jp/24561060/
2015-08-16T17:27:00+09:00
2015-08-16T17:58:12+09:00
2015-08-16T17:27:16+09:00
qchan1531
未分類
イケる日にはとにかく現場へ。
うまくいかんなあと思っていても、不思議とどん底で救われる時がある。
それも一度や二度じゃあない。
それでもいつも一環していたのは、間断なくシャッターを切ってきたこと。
切り続けるから求めるものもどんどん厳しくなるし、簡単に空や飛行機だって笑ってはくれない。
こんな簡単な写真の結果に行くのにも、右へ左へ上へ下へ。
すべては通って振り返るからこそわかること。
お盆だからというわけではないけど、父がいっとき勤めていた旧羽田の国際線ターミナルの跡地を
毎日毎週のように通過している。
”のほほーんとしてるな”が父の口癖だったけれど、今日も俺は飛行機を追いかけている。
のほほーんとした写真、撮れたかな。
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5/5は子供の日
http://qsk1.exblog.jp/24047997/
2015-05-05T11:47:25+09:00
2015-05-05T11:47:20+09:00
2015-05-05T11:47:20+09:00
qchan1531
未分類
何も変わることはありませんが、毎日いろんなことを考えているのは前よりも増えたかもしれません。
写真を通じてあい変わらず、学んでいます。
人に何かを伝えたいときに、言葉を交わし、いまはメールをして、ときに写真を撮ったりしますね。
メモをとるより簡単だから、写メしとくね。と。
画像、映像はどんどん身近なものになっています。
ドローンを普通の人が手にして、空撮なんかもできてる。
伝えることもその伝え方もどんどん進化するのかもしれません。
自分はどう伝えられるだろうか。そんなことを考えます。
写真については、カメラを持っていれば、それがiPhoneであれ、少々思いものであれ、
構えた時点で何かを伝えようという気持ちにはなれるようになりました。
実はそれが写真の根っこにあるもので、とっても大事なものであることを、
すこしづつ実感しているように思います。
飛行機の写真ばかりでは、そこに伝えたいものも何も感じてはもらえないかもしれません。
伝えるのが下手だから写真なら言葉はいらない、そんな風にずっと思ってきましたが、
それは大きな間違いなんですね。
写真の中にはたくさんの言葉が詰まっている。その一枚を撮った人と見る人の間には、
なんの接点もなくて、だけれど、それを見た瞬間に感じるものからコミュニケーションが始まるわけです。
人に会うために撮る。飲むために撮る。今日も私は変わりません。
子供の日に生まれたのだから私の心はずっと子供でよいのです。(-:
写真は2008年5月3日羽田にて撮影]]>
今年もお世話になりました。
http://qsk1.exblog.jp/23276634/
2014-12-31T10:44:00+09:00
2014-12-31T10:48:33+09:00
2014-12-31T10:44:38+09:00
qchan1531
未分類
この年末は、ANAジャンボを追いかけることもなく、静かに暖かく、ときが過ぎております。
このBlogも相変わらず更新ができませんでした。下書きには同じような言葉がいくつも並んでおりました。
たくさんの経験をさせていただきました。どれが何ではなくて、一つ一つのことが、
自分を成長させてくれたとつくづく思います。
先日久しぶりにあった高校の同級生がみれば、”お前何を寝ぼけたことを言ってるんだい”そんな
風かもしれません。だけれど今頃になってやっとわかったことだらけ、そんな一年でありました。
飛行機写真では、このジャンボを今年の一枚としました。
屋形船の窓から、500mmレンズを突き出して、雨降る中、風に耐えながら撮影した、大事な大事な
一枚であります。
基本的なところに立ち返って、真正面にしっかりとジャンボをとらえきって、自分の間合いで、
シャッターを切ることができた一枚であります。
”頑張ってとらえて御覧。。”揺れる船の中で、ジャンボにそう問いかけられたように思います。
たくさんの場面に出会い、いつも自分らしい、そこに居た証となるような写真を撮りたいという思いで、
ずっと写真を撮り続けてきました。
常に悩み、常に酒を飲み、常にゲームに負け続けてきましたが、何よりも私の写真を見てくださる
多くの方々の存在を知ったことや、自分の撮影経験に真剣に耳を傾けてくださる方々と、たくさんのお話が
できたことは、私の生き方の上でも大切な財産であります。
来年は早々から息子とまた写真を撮ります。
彼に”いんじゃん?”と言わせられる撮影をしたいところです。
それでは、皆様2015年もどうぞよろしくお願いいたします。
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ジャンボジェットが旋回する
http://qsk1.exblog.jp/23103370/
2014-11-23T20:52:06+09:00
2014-11-23T20:52:03+09:00
2014-11-23T20:41:45+09:00
qchan1531
未分類
その飛行機は傾いた太陽を背にして離陸していく。
立ち位置を何度も変えて、ここに決める。
あとは待つだけ。
ハマったではなく、自分のファインダーに追いこんでこなければならない。
ここでは誰よりも撮影している。
結局自分を支えるのは、いままでの経験の積み重ね。無意識にここだと思える自信。
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三枚の写真
http://qsk1.exblog.jp/23056637/
2014-11-16T21:46:00+09:00
2014-11-16T22:20:44+09:00
2014-11-16T21:46:16+09:00
qchan1531
未分類
一枚は、何度も撮影してきた場面。一枚は平凡な構図だけれど、正確さ丁寧さが必要な写真。
そしてもう一枚は、まだ写真と呼べるのかさえ疑問とおもう撮影の体験。
いずれも先週末の同じ日に撮影したものです。
それは短い時間ですが、その場その場面、経験を通じて、いろんなことを考えるのも、
技量の一つだろうと思っています。
特に多彩な表現力もなく、
現場主義だという割に、裏腹でその実は”そこに行って考える”で、
やりくりしているような私にとっては、考えることはとても大切な行為なのです。
自分の写真から何を言いたいのか。
私の中の写真とは、もはや”カメラやレンズの中よりも外にその多くがある”ように思います。
”人に会うために撮ってます” そう思ったり言うことがあるのですが、それは必然であって、
自然な流れなのかも知れません。
私は、いまだ入門機を使う初心者なのです。]]>
Yoshihide Muroya flight performance
http://qsk1.exblog.jp/23053443/
2014-11-16T10:52:00+09:00
2014-11-16T11:02:21+09:00
2014-11-16T10:52:51+09:00
qchan1531
未分類
いままで横浜や幕張、福島でも撮影し、私にしては珍しく、記念写真も一緒にとっていただいたことのある
とても素敵な方です。
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撮り続けています
http://qsk1.exblog.jp/23030587/
2014-11-12T22:14:00+09:00
2014-11-12T22:17:36+09:00
2014-11-12T22:14:10+09:00
qchan1531
未分類
たくさんの方々にお越しいただきありがとうございました。
今回の写真展では、
+テーマに向かってきちっと準備をまとめていくということ
+作品をみていただくということ
+タイトルの語ること
そんなことを学びました。
場所のおかげもあり、必ずしも飛行機に興味を持っていない方々にたくさんみていただけたことも
大きな大きな収穫でありました。
さて、また私は撮り続けています。
前回の写真展の終わった後と同じく。一つの終わりは一つの始まり。
実は今年はとても苦しい時間でもありました。自分の作品を昇華させるとか、自信をつけるとか
そんな余裕もまったくありませんでした。自分の中での空回りを体験し、撮影後に反省で立ち寄る
いつものそばやに寄ることすら忘れることもありました。
ですがいいタイミングにいいめぐりあわせもあるものです。
ブレの残るこの一枚には、実はまだまだ撮影の余裕があります。
より暗い中での表現や信頼できるフォーカス、
そして粘りのある広いレンジ感。
おかげでまたスタートが切れます。
これに至るまでに山Pさんに大変お世話になりました。ありがとうございました。
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