放心状態

放心状態である。
憧れの地、新田原基地に行ってきたのだ。
普段、私のほとんどの撮影地は東京羽田空港。あとは成田である。
新田原は宮崎。そもそも宮崎にも行ったことがない。
なのになぜそこがあこがれなのか。その理由すら言葉に表せない。行ったことがなければ言いようもない。
仲間の人はその地で自転車をこぐといい、ある人は、平日から撮るものだという。
すべてが未経験。いったいどんなところなのか。それを確かめるチャンスがやって来た。

今年、私はある人に張り付いていた。JAAP(日本航空写真家協会)の会長 瀬尾央さんだ。
”新田原だよ”その人がそう言っていた。一体どうゆうことなのか。

私はJAAPの会友の一人である。JAAP会員の方々の推挙によってその会友になることができる。
その中で唯一私だけ受賞歴がない。
末席の私がやるべきことは何か。その答えを探し出すように瀬尾さんに張り付いていた。
大阪での子供向けの写真撮影会のお手伝い。JAAPの写真展 18th SKY GRAFFITI2015への参画。
海上自衛隊観艦式での撮影。そして今回の新田原。
もらえるチャンスに食らいついてきた。撮ってみろ。経験せよ。そう言われているように感じていた。
いうなれば今回は一年の集大成。

できることは撮ること。そこで何かを感じて、失敗し、そこから学んで次に生かすこと。
それができなければ次はもうない。這い上がるには撮って結果を出すしかない。

新田原。そこはだだっぴろい。広すぎて自由すぎる。自分がどこに立つのか。どう撮りたいのか。
そこで出会った人が自然に口ぐちにそう言う。笑いながらもみんな自分で考え狙っているんだ。
それが証拠に人の影はあちこちに点在している。密集がない。独特の感覚で静かにレンズをなでている。

そこで3日間を過ごした。自分は何を得たのか
積み重ね、体系だて、予測。実行。そして作品としての仕上げ。
とくに最初の二つ。積み重ねと体系だて。それを学んできた。
実は私は会友として、JAAPのイベントの中でスローシャッターでの夜撮影の体験談をお話したことがある。
それも会友として何ができるかを考える一つの答えだった。
その中で瀬尾さんからお話した内容からのフィードバックとして、シラバスという言葉をいただいた。
履修要覧とか学習計画と言えば正しいか。
私の内容はある場面での撮影学習計画として伝えることができたのだとおもう。
つまりは、体験をどのように経ていくか。
ただやっていくだけではなくて、その場面場面で考えて、それを積み重ねていくということ。
自分はそう思っている。

写真未経験の小中学生にどう飛行機写真の楽しさを伝えるか。
観艦式の長い一日を通じて写真から何を伝えるか。
未経験な場面で超望遠のレンズを持ってどう予測できるか。

そして今回。航空自衛隊新田原基地。ここには奇しくも上級を目指していく”学生”から
”Top Gun”と言われる最高峰の技量をもった隊員、そしてベテランの域にある教官クラスまで、
一日のなかでそうした隊員が操る練習機や戦闘機を撮影する。
中には模擬的に地上を攻撃したり、空中戦をイメージする訓練やデモ展示もある。
私もある意味、ここでみていただく、みせる状況にあるのか。。そう感じていた。

結果はどうか。食らいついて行くのが精いっぱいだった。
シラバスは、夜明け前、展示準備中の機体整備風景の長秒露光から始まる。
早朝はアラートスクランブルで待機する戦闘機が交替のために出入りする風景も撮る。
隊員の離陸風景は単独のものと二機で同期していくものもある。
そして空中に上がれば、機動飛行と言われる縦横無尽に高速で動き回る戦闘機。
ここで自分的にはクライマックスを迎えた。
これを500mmレンズにテレコンを装着して撮る。
1.次にどこから飛行機が飛んできて、どこにどうやって飛んでいくか。
2.光線は見えているか。”自分こそ”が作る光線はそこにあるか。
3.どのタイミングでどの姿勢のどんな構図を作るか。BESTな瞬間はどこか
4.そのとき自分は、ファインダーのどこを見ているか
シャッターは切った。できる限り考えながら。でも自分には記憶がない。
これはどこかに似ていた。JALのジャンボが飛んできた数年前の時だ。
シャッターは切った。でも覚えていない。やはりどこかで撮らされていたのだと思う。

では何が違うのか。前よりはブレテいないし、構図も枠もめちゃめちゃではない。
全くピントが抜けているコマがないこと。悔しいかなそのレベル。
それでも自分が積み重ね、観艦式で手持ちで持ちこたえた一日があってその日があった。
航空祭中心で撮影している方々は少ないチャンスの中で、経験を積み重ねている。
一度失敗したら、次のチャンスは次の航空祭や翌年になる。
獲物を狙うその顔つきはみんな笑顔にあふれていたが、その実思いは強いのだ。
それを学んだのは一番の収穫だったかもしれない。

”予測できなきゃあつらいわな。” 教官はそう言った。
”でも1回経験してるかで違うんだよな” 私は大きくうなずいた。
その言葉の意味は何か。しっかりかみしめなければならない。
貴重な経験を何度もさせていただいた。瀬尾さんやJAAPの会員、会友の皆さんに改めて感謝したい。
新田原の現場でお会いした仲間や愛好者の皆さんにもお礼を言いたい。
私ができることは何か。しっかり過程を振り返って、できないことを修正克服して、
成果を出さなければならない。

昨日も今日も羽田に行ってきた。当たり前だけれど、楽に撮影ができる。
JALのジャンボが最後の着陸をした日。肩を落として悔しんだ。
だけれどそれがあって国際線の夜を追いかけ始めたんだ。
やれることはまだまだたくさんある。 人生バカヤロウである。
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# by qchan1531 | 2015-12-06 20:00 | AF-S Nikkor500mm f4G | Comments(2)

Air France 279 Ohayogozaimasu!

この日のメインAF279.
直前でお日さまが陰りそうになってもうだめかと思いましたが、
なんとかあがってくれました。
仕上げに費やした時間。けっこう。普通なんでしょうが、私には苦痛かも。
まあまあのできで満足です。
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# by qchan1531 | 2015-08-17 06:56 | Comments(0)

千歳行き

だと思います。
この時間は、ジャンボだった。
だけれども、ジャンボならばこんな姿勢にはなっていなかったかもしれません。
ゆったりゆっくりと上がっていく773.
夜中の77Wの迫力とはまた違うものですが、お客様も満席なのでしょうね。
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この写真も色かぶりに一番気をつかいます。
ビジにかすみがかかるくらいの条件でバンバン仕上げをこなさないと。ここが勝負。
# by qchan1531 | 2015-08-17 05:09 | Comments(0)