流し撮り。
英語だとPanningというようですが、これは日本語のほうが感覚に近いですね。
鉄道と違って、飛行機の場合は、水平飛行でやってもあまり意味はないし、そもそもできない。
そうすると離着陸になりますが、ピッチング(上下動)の動きがからむので、
ちょっと厄介ですね。
1. 羽田第二ターミナルデッキから400mmで狙ったANA機。
いろいろな条件をきちんと整理しながら、ファインダーを覗いていないと、なかなか
うまい結果はでてくれません。
2. 調布飛行場に着陸するドルニエ228. 窓にはお客さんの顔が見えています。
3. 1,600クリック拡大でご覧ください。
画面の背景にも前にもたまたま何も写っていません。
トップライトで、機体の陰が十字模様になっていますね。
こういう状況でビシっと止められると、飛行機が際立つのですが。。。。
流し撮りには独特の世界があるように思います。
相対的に絞り込んで深度の深い条件撮影になりますし、
さらに真横と決まっていれば、MFでも問題なく、レンズもカメラの性能もそれほど要求されません。
なのにこんなに難しい。
ガチガチに硬く構えているとうまく行かないところが、また面白いですね。
※1,3は若干ヘイズがありましたので、トーンカーブをいじっています。
1:AT-X400mm, 2:DA55-300mm, 3:FA200mm いずれもK10Dで別の日に
それぞれ撮影しています。