レンズよければすべてよし

雨粒が体に触れても気にならないくらいになってきた今日の夕方。
話題の新幹線を撮りに行ってきた。
といってもどこかあてがあるわけでもなく。
カーナビでトンネルの出口のあるところを探してそろりそろりと行ってみる。

1. 東海道新幹線は、都内では自然がつくる所謂トンネルは、存在しないのだけれど、
多摩川を渡り神奈川に入るとポンポンと2,3のトンネルが連続してる。
この場所は結構良心的。左側に防音壁がない。
なんだけれど、どことなく天井から押し付けられてるような構図になっちゃった。
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2. 階段を2,3段下りてみる。FA200mmといえども300mm画角。
ちょっときついかなあ。
でも上下左右は電線の嵐なんだなあ。
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3. えへへ。これ。かなりお恥ずかしい写真ですが。
このあたりはけっこうな住宅街。もうひとつ東京側の手前のトンネルまでは、
うっそうとした森がこんもりとしてるんだけれど、
ここはトンネルの真上にもとても立派なお家がたくさん建っています。
じゃあ、これはというと。ちょっとだけ空き地になってるところがあるんです。
お家1軒分かな。
でもよくみると横に2,3本の線が入っているでしょう。
バラ線です。
でもこれで25m*16両=400m分、はいっちゃうんだなあ。構図に。
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4. 新幹線も時代とともに騒音が劇的に小さくなり、
線路道床もずいぶんと環境がよくなってきました。
遠くからくる車両も、新幹線ならではの昼でも明るい前照灯がなければ、
近づいてきてもわからないくらいです。
(ちなみに母の実家が新幹線熱海駅の目の前で、
新幹線のおかげ?で昭和50年台初頭に立派なクーラーがすえつけられた(+二重窓)
という経緯がございます)

それにしても運転席の窓もこれだけ狭いと圧迫感あるでしょうねえ。
↑300系の1/4の広さもないんじゃあないでしょうか。
飛行機は徐々に大きく広くなっているように思いますが、鉄の世界は逆ですね。
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5. 新幹線も一通り撮ったので、今度は近くを走る東横線に行って見ましょう。
(2社を追うものは1"車"も得ず??なんてね)
新幹線の場所から車で10分くらいのところに、いまだ自然の築堤を残している、
とってもいい場所があります。(といっても行くのは初めてですが)
ライトの点燈分を入れて+0.7EVにしたのですが、+0.5くらいが良かったですね。
特急元町中華街行き。どうもいまだに東横線の特急というのは違和感があります。
だって急行と各駅でも、かつてはたった10分くらいしか所要時間に差がなかったんですから。
がんばってはいるんですが、後発のJRのほうが横浜-渋谷間は速かったりします。。
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6. 上り電車が駅に近づいて減速していきます。
テールの赤色が飽和してますね。塗り絵っぽくてダメダメですね。LEDかな。
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7. 鉄好きにはおなじみの雑誌、鉄道ジャーナル。その"首都圏私鉄の今"特集みたいな?
真似です。
ジャーナル誌では、都会もの特集の挿絵ならぬ挿写真?は、いつも曇天。
やはりせわしなさというか、機械的で無機質な感じを表現するにはグレーが吉なのでしょうか。
この写真。雨の拭き跡が残るウィンドーはそこそこ質感が出ましたが、
いまだ露出がオーバーめです。
頭が固いですね。この撮り手さんは。
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8. 7.と同じ場所で上り電車のテールです。テール側に追いピンであわせるのは、
なかなか難しいですね。レンズだけが右に左に振り回されて。。。
もともとテールは、ブルトレくらいしか撮ったことなくて。(説得力ないいいわけです)
左カーブは、もちっと右に振るべきでしたでしょうか。
背景の踏み切りのボケがまあまあ良かっただけに、残念。
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9. 決まった軌道である線路を走る鉄道写真は、走りのイメージをいかにしっかり持つか、と
イメージに限りなく近いタイミングで、
いかに正確にシャッターを落とせるかが肝かなあと自分は思っています。(広角遠景でも同じです)
この写真は、7番目とほぼほぼ同じタイミングで切れているので、
自分としては、結構うれしかったりします。
ただ、自分の場合は、連続2枚ではダメでもう1枚(合計で3枚)同じ構図で撮れるようにならんと、大概モノにはなりません。
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10. あいもいかわらずシャッターをきるタイミングが早いのです。
小学生のころから、いい加減シャッターを切っているのですから、もう治らないですね。
しまった遅れた!ってときがジャストなんです。でもそれじゃあだめダメですね。
今どきの小学生は、次のさよなら運転がいつあるのかをいかに早いタイミングで知るかのほうが、
シャッターチャンスより大事なのかもしれません。(結構ふかい!)
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11. もう夕方です。人生経験を積んだ?おっさんとしては、
このあたりで、いい雰囲気の鉄写真を撮りたいところですが、ちょっと雨も気になるし。
集中力がもちません。この1枚。雰囲気は、なくはないんだけど。。
どっちかにしろよ!っていう迷いが、ミエミエです。しょぼ!
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毎度ですみません。またまたタイトルと文面が不一致になりました。
今回、愛機K10Dがメモリの収納扉が固定できないという、
なんとも情けない故障で修理に入っておりまして、istDS2くんが登板しております。(^^)

レンズよければすべてよし。カメラもよければ言うことなし。
なのにアナタが"いいとこ"なし。お粗末。

最近、"心得"のことが撮り鉄の世界で話題になっていますけれど、
鉄好きおっさんから見ますと、
よくよく見ると、さして特別でもなさそうな列車が、
関係事業者の意向やダイヤグラム、時刻表上の妙だけで、
なんとなく"格上げ"になっている気がします。
そもそも新しい列車の出現に比べ、
引退モノがおおいという、いままでにない特有な環境も作用してますが。。。
そのうえ、線路の近くに電線や特殊な信号機材があまりのも増えすぎて
(安全確保のためすべてが必然の施設だとは思いますが)、
2,30年昔にくらべて、線路にある程度近づかないと、目的の列車が撮れないという環境も
一部にはあるように思います。

心得は、必然ですけれども、
飛行機写真で、成田空港近辺に最近また新たな展望公園が整備されているように、
特にそれ自体が観光資源となるような撮影場所ならば、
あえて環境を整えるという考えもあっていいと思います。
線路の中が立ち入り禁止なのだから、たとえば線路の外をいっそ公園にしてはどうか?という
考えです。

明日、鉄道を愛するたくさんの人が、いい瞬間に立ち会えますように。。
by qchan1531 | 2010-02-27 20:34 | PENTAX FA★200mm F2.8
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