この日最初のNCAジャンボの写真を撮ったのは12:08.その2時間後。14:04.待ちに待ったその瞬間は、意外なところから始まった。。。
NCA #002 Request Low Approach.... 確かに無線から聞こえた。。と思う。そのときの気温は30.7℃/ Wind SSW2.6m/s.
前日と違い、晴れ間が容赦なく照りつけるセントレア。この日はもう一組のお客様、EvergreenのB742 それも2機が相次いで離着陸。
その合間にも訓練は続いて。。
何回目のタッチアンドゴーか。時計が14:00をさして、2時間。もうこっちの体も限界。
飲んだ水ももうPET3本かなあ。
長いセントレアのデッキをゆっくりターミナルへ歩く。
もうターミナルの冷房は目の前。そのときあの無線が。
そこで3回いったりきたり。肩からかけてるカメラバックも湿気でしなしな。
言ったよなあ。。。さっき。
みればもうジャンボはファイナルの右旋回に入ろうとしてる。
間に合うか。。。小走りしながら、おいどうする?
1st Frame.
やってきた。レンズは55-300mmが仕込んである。が。。
4th Frame. まだピンがこない。おまけにブレまで。
7th Frame. PAPIを通過してる。機首もすこし前のめりか。きたゾおい。。
イエローカーにも見守られて。
9th Frame 確信の瞬間。なんの抵抗もなく、ジャンボはすーっと涼しげにフレームに収まる。
これこそアプローチ。まさに飛行機が浮いている。狙った一枚。個人的にも一番のお気に入り。
14th Frame 滑走路のアディダスは、中心線。ここまできたらもう降りれないわなあ。
このとき、キャビンはどうなっているんだろう。手ごたえは?
16th Frame 滑走路に対して直角に張り出しているスカイデッキ。これ以上いくと柱だけが
写る。あっという間のスローな瞬間。
ジャンボジェット機はすばらしい。
いとも簡単に、静かにローアプローチで滑走路を抜けていく。
まったく安定して、あっけないくらい真っ直ぐに。
迫力と評するには、拍子抜けするような飛び。それがジャンボなのだ。
私は、その瞬間。なぜかラジコン飛行機で、はじめてローパスしたときを思い出した。
汗びっしょりの送信機のスティック。とても安定なんて思えなかったなあ。。。
ALL RAW Images converted to JPEG@中部国際空港セントレアRWY18 一番アツイ夏