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厚木を楽しむ

正月の1pageめに、プラウラの1枚をupしたのですが、
大先輩から、この写真古いんじゃない?とご指摘をいただきました。
まだまだであります。まだまだ。

というわけで、かなりお恥ずかしくはありますが、撮りおろしの写真として、
改めてのupであります。(横フレームは、名誉の拡大1,280であります)


kotodaddyさんのツイートに誘われて、もう午前中には出遅れではありましたが、
厚木を目ざしました。
駅伝で盛り上がった翌日、1/4のことです。

0. 風向きと時間帯にあたりをつけて、離陸側だろうとキメ。
まあ単純で、いままでまともにフレームにホーネットを収めた経験がなかったからです。
私は単純。
なんだあ?この空気。たくさんのご同輩。というか私は戦闘機シロートですが。
みんな飛んでくるのを待ってる。虎視眈々と。
で。いっせいに同じタワーの無線が響く。ここでは目指すものはみな同じ。
ほどなく、自分のポジションに散っていく。
レンズもカメラもまちまち。film撮影だってたくさんいる。
黒光りに塗装が欠けて金色が見えている機材もある。
いいねえ。この緊張感。





1. ほどなくして、爆音が響き、右手からビューンとねずみいろの塊が加速してくる。
さあ、どうか。
厚木を楽しむ_c0101927_215389.jpg



2. 猛烈な加速のあとには、強烈な左旋回。
頭上でレンズをこねくりながら、あれ?水平って??
戦闘機ってのは、露出までも難しい。あっちを立てればこっちが立たず。
そりゃあ、魅せるためでなく、攻めるためだから。
だから、こうしてたくさんのフリークたちをひきつけるんだよね。
厚木を楽しむ_c0101927_21462991.jpg



3. この飛行機を収めたのは2回目かもしれない。初めてかもしれない。
色つきとか、メイスとか。(これはちがうのでしょうけれど。)
皆さんには特別なものかもしれないけれど、私にとっては、カッコいい飛びかどうか。
それだけ。実際かっこいいけれど。
一番良いところを収めに、一番近くに行きたくて俺は走りまくる。
厚木を楽しむ_c0101927_21174861.jpg



4. 戦闘機の緊張感に隠れて(なんていうとお叱りを受けそうですが)よっしゃあと、
Tvダイヤルをダウンに回しこんで、シャッターを切ったのですが、
構図があわわでした。写真は難しい。バランスか強調か。チックショー!
厚木を楽しむ_c0101927_212719.jpg



5. 有名すぎる飛行機なので、もういうことはないでしょう。
私にとっては、V尾翼の動きがupに連動しない動きになってくんないかなあ。
そんなことを思っていました。
ドカーンとパワーだけで上がっていく戦闘機といえども、
着陸のときは、ヒコーキにもどる。
翼にいっぱい風をはらんで、尾翼はup側に動く。安全に着実に早く降りるんだ。
厚木を楽しむ_c0101927_21374416.jpg



6. kotodaddyさんのおかげです。本当に。
このプラウラーの写真を撮れたのは。ありがとうございます。
私はこの飛行機が大好き。 厚木にいかれた方ならきっと多くの方が同じでしょう。
奴らは本当にうまくうまくニックネームをつける。プラウラーなんて。
この不格好さの裏に、電子戦というスマートさを隠している。
グラマンさんは、至極まじめにこのデザインを設計したのだろうけれど。
愛らしいのですよ。その脚の仕舞い方まで。
厚木を楽しむ_c0101927_21541752.jpg


厚木を楽しむ。戦闘機の美しさに惚れる。No-Tenkiiといわれようが。。。
おいらは飛ぶ姿を見るのが愉快なんだなあ。

年始から、皆様のおかげで非常に楽しく調子よく写真撮影ができています。
なぜかという明快な答えは、持ち合わせていませんが、
blogやツイッターで出会った皆さんや、現場でお話した方々からえる情報、
なにげないヒントがそのパワーになり、宝物になっていることは確かであります。

次は自分を楽しむ。。。

※撮影は、いまや新定番のDA300F4+1.7xテレコンのセミAF撮影 with RAWであります。
by qchan1531 | 2011-01-18 22:02
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