もう2ヶ月近くになるんだなあ。
PCの中で現像されず、すっかりくすぶっていた写真がやっと大きく羽ばたいた。
Exifは18:02になっている。この遠征にお声がけいただいたtakamizawaさん、ご一緒いただいたAirmanさん、ムッチーさん、そして現地でお会いしたharuさん。
みんなの笑顔が一点に集まるときだった。
ドーンと打ちあがったような787は、突然Wingがロールしはじめる。
迷った末にすえつけた400mmレンズと2xテレカンで、
必死になって右にロールした構図を合わせに行く。
祈るが先か、手が先か。
こうなると日頃の感覚がどれだけ研ぎ澄まされているのかで結果に差がつくんだ。
構図はいい。選んだシャッター1/400も悪くない。
ちょっと面食らったのか。追いぶれが残念。だけど、やりきった感はそれを上回ったんだ。
Wingレベルにもどってくるところ?でもう一枚。
やっぱり伸びやかに録りたい。迫力だけでないゆっくりした動き。
羽で魅せるという点では、間違いなくボーイングが上なんだ。
翼が完全に水平になり、飛行機はゆるい上昇をしている。
ここからはピントとブレとのせめぎあい。間の暖まった空気の揺らぎが
その気持ちをもてあそぶように、ゆらゆらと揺らめいている。
あっという間とは呼ばない。われわれを楽しませてゆっくり挨拶をして、いったんだ。
営業就航は来月のいまごろかな。いったいいつこの飛行機に乗ることになるだろうか。
いまから広島の友達を。。。
次回はこの787最先端の翼を運ぶ大役を果たした、ドリームリフターことB747LCFを
みてみます。