厚木基地。
飛び上がった機体が、午後になって戻ってくる。
2度のランチェンがあった日。上がりも含めてなんとか抑えられたのは、待ち構えていたからか。
公園の南西の端に立って、最終旋回を狙いに行く。
左旋回はどんな飛行機でも一番美しい。
この飛行機の愛称がアイアンクローだなんて、とても想像できない。
(クロップ写真)
指揮官ののる500番機。私はこの飛行機のこの角度が大好きだ。
本当ならもう少し機体に近づくのだけれど、いきなり轟音とともに現れた瞬間に、
自分の体は少しセンターラインから離れた。
500mmの画角いっぱい。意外に冷静にコクピットの中が見えていた。
Windowの下に
CAG:(The Commander, Air Group) の文字が見える。